大規模リノベーション#11
住宅の大規模リノベーションを行っています。
前回(#10)では、解体後の構造体の施工と補修を行いました。
今回は基礎工事です。
既存住宅では基礎の底盤が施工されていなかったため、湿気、冷気や白アリが室内に入ってきやすい状態でした。
基礎の立上りと底盤の両方を施工し、安心して住めるお家にしていきます。
まず、基礎工事をする箇所のレベル(高低差)を計測します。
建物の基盤となるため、正確な高さを出します。
以前までの基礎内部は、砂地であったため、砕石を敷き詰め、土台を成形します。
手押し一輪車で何往復もし、砕石を丁寧に敷き詰めていきます。
さらに配筋を組み、隙間がないように湿気対策の防湿シートを全体に敷きます。
既存の基礎の立上りの高さに合わせて、新たに立上りの基礎を施工します。
コンクリート打設時には天候に恵まれ、綺麗に施工できました。
基礎内に溜まった雨水などを排除し、いよいよ構造体の工事が始まります。
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