住宅省エネ2025キャンペーン
これから新築やリフォーム等をご検討の方に嬉しいキャンペーンが始まります。
昨年に実施された国の省エネキャンペーン(補助金)が2025年でも行われることになりました。
住宅省エネ2025キャンペーン

家庭部門の省エネ化を促進するための新築とリフォームを対象にした4つの補助事業があります。
①子育てグリーン住宅支援事業
②先進的窓リノベ2025事業
③給湯省エネ2025事業
④賃貸集合給湯省エネ2025事業
対象となる工事着手期間は2024年11月22日から交付申請締め切りは2025年12月31日までです。
予約申請は遅くとも2025年11月14日までです。
交付申請は3月下旬から開始のため、これからご新築やリフォームをお考え中の方にもぜひ活用していただきたいと思います。
このキャンペーンをお使いになるためには、様々な条件をクリアしていくことが大事です。
まずこのキャンペーンに事業者登録をしている工務店や住宅会社に相談・工事依頼をします。
弊社は事業者登録済みのため、今すぐからでもご相談承ります。
それではそれぞれの事業の内容を確認していきましょう。
①子育てグリーン住宅支援事業

新築注文住宅、リフォームをご検討の方に向けた補助金です。
新築注文住宅
新築注文住宅の場合、建てる建物の種類により対象世帯が異なります。
GX志向型住宅:全ての世帯
長期優良住宅またはZEH水準住宅:子育て世帯または若者夫婦世帯のいずれか
さらに住戸の床面積が50㎡以上240㎡以下
立地条件の除外要件に該当しないこと(市街化調整区域内で土砂災害警戒区域や浸水想定区域など)
など他にも条件がございます。
補助額:GX志向型住宅:160万円
長期優良住宅:80万円(古家の除去の加算額+20万円)
ZEH水準住宅:40万円(古家の除去の加算額+20万円)
今回のキャンペーンから新設されたGX志向型住宅とは、
ZEH基準の水準を大きく上回る省エネ性能を有する脱炭素志向型の住宅です。
断熱等性能等級が等級6以上、一次エネルギー消費量削減率が35%以上が条件です。
GX(グリーントランスフォーメーション):
温室効果ガスの排出削減と経済成長の両立を実現する社会変革への取り組み
新築住宅の場合、交付申請締め切りは2025年12月31日までですが、
この日付までに基礎工事より後の工程の工事出来高が補助額以上である場合申請可能です。
リフォーム
既存住宅に伴うリフォーム工事が対象です。
カテゴリーが❶~❽まであり、そのうち❶~❸の必須工事で2つ以上の工事を実施した場合に補助対象となります。
❹~❽(任意工事)は必須工事と合わせて工事をすることで申請可能です。
ただし、1申請当たりの補助額の合計が5万円未満の工事は補助の対象になりません。
必須工事
❶開口部の断熱改修
❷躯体の断熱改修
❸エコ住宅設備の設置
任意工事
❹子育て対応改修
❺防災性向上改修
❻バリアフリー改修
❼空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
❽リフォーム瑕疵保険等への加入
補助額:必須工事①~③のすべてのカテゴリーを実施 上限60万円
必須工事①~③のうち、いずれか2つのカテゴリーを実施 上限40万円
①において補助金の交付を受けた場合、同じ住宅において②③④の事業の補助金は交付できません。
詳しい条件や対象商品につきましては公式ホームページや弊社にてご確認ください。
②先進的窓リノベ2025事業

既存住宅の窓の改修をご検討の方に向けた補助金です。
主な条件:窓の改修をする住宅の所有者であること
1住戸が独立した建物
補助額が5万円以上である
対象となる工事:ガラス交換、内窓設置、外窓交換、ドア交換※
※ドア工事のみの申請はできなく、他の窓工事と同一の契約が必要です。
補助額:対象製品の性能やサイズにより補助額が変わります。
1戸あたり上限200万円
詳しい条件や対象商品につきましては公式ホームページや弊社にてご確認ください。
③給湯省エネ2025事業

新築や既存住宅において高効率給湯器の購入・交換をご検討の方に向けた補助金です。
主な条件:対象機器を設置する住宅の所有者等である
新築住宅または既存住宅である
対象機器:エコキュート、ハイブリッド給湯器、エネファーム
補助額
基本額にプラスで性能加算額と撤去加算額があります。
基本額 :エコキュート:6万円 ハイブリッド給湯器:8万円 エネファーム:16万円
性能加算額:給湯器の性能により加算額(A・B・C)が変わります。
撤去加算額:蓄熱暖房機や電気温水器の撤去工事に応じた加算
設置する機器や性能により補助額は変わります。
補助上限は戸建住宅の場合、いずれかの高効率給湯器2台まで
例えば電気温水器1台をエコキュート(加算要件A・Bともにクリア)に撤去・交換した場合
基本額6万円+性能加算額7万円+撤去加算額4万円=17万円の補助額
エコキュートの撤去は加算対象になりませんのでご注意ください。
詳しい条件や対象商品につきましては公式ホームページや弊社にてご確認ください。
④賃貸集合給湯省エネ2025事業

賃貸集合住宅をお持ちのオーナーへ対象の従来型の給湯器から省エネ型給湯器に交換をご検討の方に向けた補助金です。
主な条件:賃貸集合住宅のオーナー等である
1棟あたり1戸以上で従来型給湯器を対象の省エネ型給湯器に交換する
エコジョーズ・エコフィールに交換する
補助額・補助上限
基本額にプラスで性能加算額があります。
基本額:エコジョーズ・エコフィールともに追い炊き機能なし:5万円 追い炊き機能あり:7万円
加算額:排水工事条件満たす場合3万円
いずれか1住戸1台まで
どの事業も予算に限りがあり、お早目に申請されないと補助金が受け取れない可能性がございます。
2024年の実績によりますと、12月31日受付終了時点では
子育てエコホーム支援事業:新築90% リフォーム98%
先進的窓リノベ2024事業:73%
給湯省エネ2024事業:97%
最終結果では100%に到達していませんが、予約等で締め切りまでに受付を終了していた事業もありました。
補助金の併用
省エネキャンペーン2025内の事業の併用について、同じ対象商品を2つの事業に申請することはできません。
例えば、サッシ交換において
同一施工箇所・同一商品を子育てエコホーム支援事業と先進的窓リノベ2025事業の両方で申請することはできず、どちらか一方の事業のみ申請可能です。
他の補助制度においては、①②③④のどの事業においても重複して国の他の補助制度からの補助は受けられません。
なお、地方公共団体の補助制度については、国費が充当されているものを除き、併用可能です。
補助金の受取時期
みなさん気になる補助金の受取時期ですが、昨年の経験から申請時期にもよりますが、
申請から交付決定まで1~2か月 交付決定から受取まで1~2カ月
最長で4カ月程かかることもありました。
締め切り間近の11月以降に申請すると受取まで4カ月程かかっていました。
少しでも早く受け取りたい方は秋頃までに申請すると良いかもしれません。
お得に新築やリフォーム等ができるチャンスのため、ご検討中の方はご相談お待ちしております。
詳しい内容は随時公式ホームページにてご確認ください。

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